この話は、行政書士試験になかなか合格できない、長期不合格者が陥っている最大の落とし穴についてです。なので、注意して読んで下さい。

司法試験、税理士、宅建、日商簿記、はたまた大学入試に至るまで、全ての資格試験において、合格する一番のコツは過去問を攻略することです。

「過去問なんて勉強しても今年は出ないでしょ？」

という人は、過去問の勉強法を誤っています。
大手予備校の講師ですらこのようなことを言っていたりするので困るのですが、どんな資格試験においても、過去問を徹底的に分析する人は必ず短期間のうちに試験に合格します。

それはなぜでしょうか？

過去問が不要と考えている人は、同じ問題は出題されないと勘違いしています。

同じ問題は出題されない。
それはそうです、全く同じ出題では出題ミス同様ですから・・・

資格試験の問題というのは、巧みに言葉を言い換えた形で出題されるものなのです。

前年と一語一句同じ問題では、出題ミスになってしまうため、試験委員は文言をうまく言い換えた形で同じ内容の問題を出題します。

その時その時においてタイムリーな文言、語句に変わっていますが、その実問題の主旨、内容は実は同じなのです。

試験委員が作っているのは資格試験の問題です。
創意工夫して新しいものを作り出すような芸術作品ではありません。

過去の出題内容を踏まえ、巧みに文言を言い換えた形で問題文を作るのが試験委員の仕事です。

出題者の出題意図まで分かるようになれば、どんな問題が出題されても怖くありません。

「いやーそんなの無理でしょ？」

と思われるかもしれませんが、合格者レベルの人になるとほとんどの人がこのようなゾーン状態になります。

フムフムそうきたか。
なるほど、あの言葉の言い換え問題だな。

このような状態になってはじめて合格レベル、上級者といえます。
このレベルにまで到達すれば、よほどのことがない限り落ちることはないでしょう。

過去問の勉強法というと、ほとんどの人が回数を繰り返す事にこだわります。

とにかく何回もひたすら過去問を繰り返し解く。
しまいには解答の番号を覚えてしまう・・・

これでは全く実力がついたことにはなりません。
なぜなら、理解が伴っていないため問題文を少し捻られた「言い換え」問題に対処することができないからです。

真の過去問勉強法は、出題された「キーワード」を良く理解し、更にその類義語、言い換えたキーワードを理解することです。

問題は過去問から繰り返し出題されています。
ただし、文言を言い換えられた形で。

「過去問なんて必要ない」

という講師がいたら、その講師は過去問の真の勉強法を知らない偽物です。

理解の伴う正しい過去問の勉強法を行った人は、必ず最短距離で資格試験を突破することができます。

なぜ過去問を正しく勉強できた人は最短距離で合格できるのか？

それは、山の頂上から下山しているからです。
山の入り口から一歩一歩進むのではなく、頂上から降りてきているので最短距離で合格することが出来るのです。

それは資格試験の最高峰司法試験においても、また、大学入試においても同様です。

司法試験であれば過去問集、大学入試でいえば「赤本」を攻略した人は最短距離で合格することが出来るのです。

本試験で頻出の約「８００語」の意味が分かれば、あなたはどんな問題も解くことが出来るようになります。

たとえ初見の問題でも、頻出の８００語を言い換えているだけなのです。

頻出の８００語を言い換えて出題されているだけだという事が理解できたとき、行政書士試験は非常に簡単な試験である事が分かるようになります。

近年の「過去問なんて勉強する必要ない」という偽物講師があまりに多いため、行政書士高野雅史先生が立ち上がりました。

・真の過去問勉強法とは？

・本試験問題にかくされた出題意図とは？

・過去問から言い換えの形で出題されているのはどこなのか？

等々、昨年の本試験問題を行政書士高野雅史が徹底解説します。

更に、一般知識の対策音声もプレゼント致します。
一般知識は、時間的な余裕のある早い時期に勉強をスタートした方が精神的なゆとりに繋がり、法令科目にも良い影響を及ぼします。

そこで、昨年の本試験解析音声に加え、一般知識の対策音声もお届け致します。

「過去問は不要」と唱える講師に惑わされることなく、最短距離で行政書士試験に合格して頂けたら幸いです。

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ＰＳ
もしあなたが、何度も受験しているようなベテラン受験生であるなら、いったん立ち止まり勉強法をしっかり見つめ直す必要があります。
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